2023/12/08 17:23
やっぱりね、大の大人がヨレヨレのセーターを着ているのはカッコ悪いですよね!
というわけで今日のお話なんですが、これは他で何度も書いているお話です。
被ってお届けしていたらスミマセン😅
さて皆さん、ニット製のお洋服は必ず一枚はお持ちですよね。いわゆる編み物です。セーターやカーディガン、ベストにパンツなどもあるかもしれません。
「織物」と「編物」の違いはここでは省かせてもらいますが、織物のお洋服(いわゆる生地製品)は、経糸と緯糸が交互に折り重なった構造をしていて、基本的にはそれ自体が伸縮することはありません。
伸縮させるためには、ポリウレタンなどのゴム系繊維を混ぜて生地が織られます。ゴム系繊維ですので、経年や熱の影響で伸びてしまった…という事は起こり得ます。
これはそのまま「伸びた」ですね。一方で編物は、一本の糸を輪っかにしてつなぎ合わせたような構造をしていて、その輪の部分が詰まったり広がったりしながら伸縮します。
…つまり、糸自体は伸びないんですね。
さて、このことを理解した上で「セーターが伸びた」というと何か違和感を感じませんか???
…はい。感じませんね(笑)
いや、実際はよく分からないと思います。
違和感を感じないのが普通です😅むしろ「は?セーターは伸びない? この人は何を言っているの?」となりますね。
気でも狂ったのかと(笑)
簡単にまとめますが、編物のセーターやカーディガンが「伸びた」というのは厳密には誤りで、正確には「型崩れした」となります。その証拠に、着丈が伸びた…と思うセーターは、身幅が細くなっていると思います。
そんな型崩れした物は、ちょっとしたコツで修正の効く場合があります。
例えば、
袖口のリブ編みが緩くなった
セーターの襟ぐりがダランとなった
など。
この修正方法を分かり易く書いた過去のブログ記事がありますので、下記にリンクしてご案内しますね。
こういう構造的な話って、男性脳の方がワクワクするらしいので、ご自身が愛用されているニットアイテムの中で型崩れ(緩み)が出てしまった様なお洋服があれば、ぜひ挑戦してみて下さい☆彡
あ。わざわざ書く事はありませんが、自己責任でお願いしますよ。
心配な場合はプロに相談しましょう♪
では、参考までにどうぞ。
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