2023/12/11 16:42

昨日のブログにジャケットの話を書いたあと、着るのは年に片手の指で数えるほども無いスーツがクリーニングから上がってきました✨




クリーニングは、ちょっとキレイにするくらいならどこにでもあるチェーン系列の安いお店に出しますが、ちゃんとしておきたいものはちゃんとしたクリーニング屋さんにお願いしています。いつも新品の様にピカピカに仕上げてくださいます。

ちゃんとしたクリーング屋さんってどこ?と思われるかもですが、探せば日本各地、腕利きのクリーニング屋さんは必ずありますよ。
ウチのお店では(個人でも)「コーエイ社クリーニング」さんにお願いしています。
本人も気づかないようなところまで完璧に仕上げて下さいます。

染み抜きは神業…🙌



お恥ずかしながら、僕の私物です(笑)
家でちゃんと洗ってしまっていても、気づくと黄ばんでいる事があります。
今回のスーツと一緒にキレイにしてもらいました😊



さて、毎回冒頭から話が脱線しますが、今日のお題はスーツのジャケットを見てフと思い出した話題。【ポケットのフラップについて】です。フラップというのは、ポケット口に付いたペラッとした蓋の事です。

このフラップって、グイッと押し込んだら中に納まるようになっているんですよね。
出せるし入れられるし、これはどちらにしておくべきなのか、悩んだことは無いですか?

出すのが正解?
入れておくのが正解?
好みの問題?

洋服屋をやっているのもあって、「これ、一体どっちが正解なん?」とたまに聞かれます。実はこれ、フラップのマナーが存在します。




もう画像に書かれていますが、こういう使い方をするのが正しいとされています。

フラップは蓋というだけあって、その役割もまさに蓋。雨の水や埃が入らないように設けられています。
ですので、屋内に居る時は中に入れ、屋外に出る時はフラップも外に出すようにします。

フラップのないポケットが付いたジャケットは、屋内用のジャケットという認識ですね。
薄手のジャケットやカジュアルな物にはフラップが無いことに気づきませんか?😊

ただ、これが出来ているからどうだとか、出来ていないからマナー違反だ…なんてことはほぼ無いですけどね😅
知っている人だけが「おっ!なかなかやるやん😀」と気付く程度のマニアックなマナーです(笑)

慣れれば無意識にやっていますけど、面倒なのでそんなに気にすることもないと思います!
知っておいて損はない程度な、ちょっとしたお洋服の豆知識でした。