2024/01/27 10:58

こんにちは。0189hommeの梅田です。


仕入れに会合に打ち合わせに…慌ただしい1週間でした。
情報量が多すぎて、少しずつ消化している最中です😅

さて、今日はそんな中から一つお話を取り上げて「お店の接客」について書いてみます。



よく「お店の接客はウザい。特に服屋。」と、至る所で書かれているのを目にしますし、耳にもします。
仕事柄とても寂しく感じますが、それと同時に「とても共感している自分」もいます(笑)

「ウザい」の理由ってあまり具体的ではないんですが、言葉を拾い集めると・・・

「ゆっくり見たいだけなのに話しかけるな」
「興味のない物を勧めてくるな」
「とにかく売りつけようとするな」

こんな辺りが3大理由でしょうか。
他にもあったら教えて下さい。勉強になりますので(笑)


違う視点で、最近は安い服の方が良く売れている傾向について。値段が支持されているのはもちろんの事、「過度な接客が無い」のも一つのポイントじゃないか?と言う見解もあります。接客自体が無いお店もありますので、入店に対して心理的にも楽ですよね。なるほどです👀

そういえば、ある大手量販店にお勤めの店長職の方から聞いた話です。
「自発的な接客業務はほぼ無いです。店頭での主な仕事は商品をキレイに整える事と状況を見ながら陳列やディスプレイの変更で、そのタイミングとスタッフへの指示が重要です。」これでかなり大きな売り上げを上げておられます。

…うん。接客いらんやん😅

確かに”無駄な”接客はいらないのかな。本当に鬱陶しいだけなので(頑張ってる方々、ゴメンナサイ)

でも、ちょっと考えてみました。
自分が買い物をしている時、ブラブラ気軽に見ているだけなのに突然近づいてきたり、販売の圧をかけてこられるのは本当に嫌です。ところが、探し物をしていたり、ちょっと困っている時には相談したい。そんな時に限って誰もいなくて困るんです(めちゃ自分勝手)。ホームセンターや家電量販店さんなどで時々あります。

そう考えると、接客は必要なもの…とも思えますよね。

何がこの差かなぁ~と考えた時、やっぱり思いつくのは「お困りごと」なんですよね。
困っていることは解決を手伝ってほしいし、困っていないことは特に構わないで欲しい。

その点、やはり洋服は接客不要論が支持されるのも理解できます。
ネットでほとんどの情報が手に入りますし、流行の色やスタイリングという要素も徐々に薄れてきていて、「安い、軽い、高機能」を満たすものが主。サイズもルーズシルエットでフリーサイズ的な物が多く、そんなに難しくない。後は色さえ決めれば誰でも簡単に選べるような、そんな市場にあると思っています。そこにどう接客を持ち込むのか、逆に難しいです。自分でもそこの人件費は削ろうと即座に考えますね(^^;


当店の様な、取扱いサイズや商品内容からして「大衆向けでない」ものは、まだ接客が必要かなと思っています。売りつける接客ではなくて、「お困りごと解決のお手伝い」としての接客です。

洋服屋に限らず、大衆向けの市場では今後ますます接客は不要になっていくと思います。そして、今後は【AI】という存在も無視できません。

とにかく、「あんた、もう世の中に必要ないよ」と言われるまでは😆、右から左に商品を流すような仕事ではなく、何がお客様のお困りごとで、何が解決につながるのかを考えながら仕事をしていきたいと思います。

あなたが接客を必要とするシーンはどんな時ですか?
また良かったらご意見をお聞かせください♪

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