2024/01/10 12:44


こちら ↑ の話の続きになります。

決して毛羽立つはずのないポリエステル生地の表面に無数の繊維が付着し、擦れる場所には毛玉が発生。


これは一体何なのか?・・・で話は終わっていました。
お客様は通常の使用方法でクリーニングにも出していない状況。もちろん、洗濯機で回すようなこともされていないとおっしゃっています。

この商品は

①製造会社 → ②卸会社 → ③当店

という3社が関わって販売しています。年末に③→②→①の流れで問い合わせをかけていました。そして本日、今回の問題について①側からの回答が届きました。



内容は諸々の観点から伏せます。スミマセン。
要約すると、「過度の摩擦や静電気の影響でピリング(毛玉)が発生したと思われます。ドライクリーニング推奨ですが、ご家庭での洗濯で過度な負荷と摩擦があったかもしれません。生地は高密度で織られたもので、通常使用では中綿の噴出は考えられません。この素材を使った商品は過去三年間に渡って製造してまいりましたが、このような事象は初めてであります。」

・・・という事でした。
まぁ、想定内の回答でしたね😅

ここからは完全な個人の想像と見解です。

中綿繊維が飛び出しているのは事実で、「高密度」に異常や問題は無かったのか。また、中から繊維が出ないように生地表面にコーティングを施してあるものもありますが、今回はそれが何らかの原因で剥がれてしまったのかもしれない。それ以外の他の原因かもしれない…。なので、なぜこうなったかの【原因】が知りたい。

そうでなければ、このような製品の取り扱い方についての他のお客様へのご案内や、お店としてこのような製品の取り扱いをするべきかどうかを判断することが出来ません。ちゃんとした物と情報をお客様にお届けしたいと考えているお店としては、不安しか残りません。

直接の文言はありませんでしたが、①側の言いたいことはヒシヒシと感じています(笑)

ただ、今回については「誰の責任か」「誰が保証するのか」を追求したいのではないのです🤔
責任は販売者にあると思っていますので、それは問題ではありません。

今回は純粋に原因を知りたいのです。

品質検査に掛けるのであればその費用の折半なりなんなり、今回はそこまでしても原因が知りたかった。けれども、「私どもに責任はありません」的な内容でサクッと防衛線を張られてしまい、それ以上の話にならなかったのが残念でなりません。


作り手と売り手が協力して、より良い物を安心してお客様にお届けするのが使命かと思います。「責任」や「コスト」の擦り付け合いでは、長い目で見れば品質もサービスも全てが劣化の一途かと。今の世の中、色々な場面でこの二つに対しとても過敏ですよね…。なんかそんな気がしています。

別の話になってしまいそうなので、この辺でやめておきましょう😅


というわけで、今回は何もはっきりせず、確かなことは何も書けないという、非常にモヤモヤとした結果になってしまいました😢


あ。一つだけハッキリしたことがあります。
それは②側の対応と考え方が素晴らしく、今後ともしっかりと取り組んでいきたいと思えたことでした。取引先との関係はこういう所が大事です! やっぱり、大なり小なりトラブルがあった時には人や企業の真の姿が見えますよね。

改めて私自身も襟を正さなければと思いました🤗
出来てない事、まだまだ多いな~💦


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